地域の幸せな暮らしを支える建設業者として、地域と共に成長し、地域のために挑戦する

ミタニ建設工業 株式会社
  • 建設
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メガソーラー発電所の太陽光パネル

ミタニ建設工業㈱は地元高知を代表する建設業者である。建設業で培った技術や人材を活かして、環境保全や地域防災、スポーツなどの幅広い分野で事業推進や啓発活動などに取り組んでいる。同時に、自信とやりがいを持った従業員の採用・育成を進め、事業の推進力としている。

ミタニ建設工業㈱はなぜ地域貢献に取り組むのか。それは、工事のたびに現場付近に暮らす方々から多大なご理解をいただいてきたこと、そして、地域の方々と助けあって多くの災害を乗り越えてきたことなど、社歴のなかで積み重ねた「地域の方々への感謝」が、会社の根底に流れているからである。

8月に完成したばかりの津波避難シェルター

環境保全のための活動

ミタニ建設工業㈱では、自然エネルギーの利用推進をはかるべく、県内電機大手である宮地電機㈱との連携のもと、県内20ヶ所以上にメガソーラー発電所を建設した。同社の発電所はその高い技術力が評価され、他県からの視察や受注も多く受けている。

また、同社オリジナルのゆるキャラ「やいろちゃん」が、保育園児・幼稚園児に自然環境保護を呼びかけるオリジナル絵本を読み聞かせする活動にも取り組んでいる。「やいろちゃん」は、子どもたちの人気も高く、読み聞かせを楽しみにした多くの園から頻繁に招かれている。

環境保全の取り組みの背景には、他の業種と比べて環境に負荷をかける側面がある建設業こそ、自然環境の守り手として自ら動かなければならないという三谷氏の思いがある。

マスコットキャラのやいろちゃん

地域防災事業

また、同社は、県民の防災意識啓発のため、KOCHI防災危機管理展や朝倉地区防災展など、積極的に防災イベントに参加している。出展にあたって最も注力しているのが、防災を身近に感じていただくことである。イベントの来場者には家族連れが多いことから、自社ブースは親子で遊びながら防災についての認識を深められる工夫を凝らしている。

本業では耐震工事や護岸工事なども手がけているが、室戸市佐喜浜町に日本初となる津波避難シェルターも建設。ソフト・ハード両面で防災推進に取り組んでいる。

全国優勝の経験もある野球部

同社野球部の活動も活発である。代表取締役の三谷剛平氏も大の野球好き。「誠実にスポーツに打ち込んできた選手は、仕事にも誠実に取り組む」という考えのもと、元プロ選手などのセカンドキャリア採用も進めている。

同社野球部の部員は 21名。全国優勝の経験もある県内有数の強豪チームである。

社内研修の様子

独自の社内教育体制

同社の本業や地域貢献活動を支えるのが、「やりがいと自信を育む」独自の社内教育体制である。入社ののち、事務職、技術職問わず全員に社内研修でひととおりの技術と知識を学ばせ、そののち建設現場で実習をさせる。現場を体験することで、周辺住民の方々への挨拶や感謝の気持ち、先輩社員や職人への礼儀、暑さ寒さのなかで作業する苦労を知り、他者への思いやりが生まれる。そして自らが積極的に動き、互いに信頼し合うことで、技術面のみならず人間としての魅力の向上につながると考えてのことである。実際に、現場では先輩後輩の活発なコミュニケーションがあり、職場の風通しも良好だ。

代表取締役の三谷氏も、自社が関わるイベントには積極的に参加している。トップが真剣に、そして楽しんで仕事に、地域貢献に取り組む姿を見せることで、その背中から社員も学ぶ。そして、地域貢献活動から、感謝をいただいて、仕事のモチベーションを上げる。その循環を作ることが私の役割だと三谷氏は語る。「野球の醍醐味は全員野球です。共通の目標のために、一人ひとりが汗をかきます。会社も同じではないでしょうか。全員が全力で挑戦するから面白いのだと思います。」

会社情報

社名 ミタニ建設工業 株式会社
住所 高知市針木東町27-28
代表 三谷剛平
従業員数 計163名 男149 / 女14 (2017年12月時点)
設立年月 1970年9月
企業HP https://www.mitaken.net

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