履き心地の良さには理由があります

SHOES SHOP MILLION(シューズショップミリオン)
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靴底がゴムになっていて柔らかい様子

靴の専門家として

京町・新京橋の靴専門店MILLION(ミリオン)は、30年余りにわたってフランスやドイツのこだわった靴を中心に取り扱っています。特にフランスのブランド「MEPHISTO(メフィスト)」の品揃えは全国屈指です。MEPHISTOは、履き心地に対する技術の粋が結集された高機能な靴で、デザインも多様です。黄色や青、紫など色とりどりの靴は見ているだけでワクワクします。社長の岡田さんに本当に履きやすい靴についてお話を伺いました。岡田さんがヨーロッパの靴に出会ったのは今から42年前、叔父の店に勤めたことがきっかけです。履き心地が良く、機能性の高さを併せ持ち、デザインも洗練されたヨーロッパの靴に岡田さんは次第に魅せられていきました。また、外反母趾や指の痛み、魚の目、タコ、靴擦れなどに悩んでいる数多くのお客様に接するうちに、正しい靴選びをお手伝いしたいという思いが強くなり、勤め始めて10年後にはシューフィッターの資格を取得しました。この資格は、足と靴に関する構造、機能寸法、形状、発育、老化など幅広い知識とフィッティングの技術を習得して初めて得られます。

色とりどりのフランス製の靴。ファッションのポイントになること間違いなし

靴を身体の一部と考える文化

岡田さんによると「MEPHISTOの靴はとことん技術を極めている」そうです。ヨーロッパには古くから靴を履いて暮らしてきた歴史があり、靴を身体の一部と考える文化が背景にあります。そのため一日中履くことを前提とした快適性が求められるため、通気性、クッション性、柔軟性に優れています。試しにスニーカーを履いてみたところ、靴底に工夫が凝らされており、歩くたびに空気を逃がす音がします。通気性が良く、足が蒸れず匂いも気になりにくいのが特徴です。また、地面を踏みしめる際に何となく足が包み込まるような安心感を覚えます。理由は、クッション性や柔軟性を保つために、靴底材料であるラテックスが使われているからです。ラテックスを使ったソールは合成ゴムのものと比べるとずば抜けて弾性に優れています。また、MEPHISTOの革靴には若い子牛の革が使用されています。こちらを履かせていただいたところ、足に沿って優しく包み込まれる感覚でした。むしろ「靴が足をいたわっている」という表現の方があてはまるかもしれません。若い革は柔らかく伸びても元に戻りやすく、衝撃の吸収性に優れているためだといいます。

履く方の足の幅にあわせて、靴の幅を広げているところ

持った時には重く、履くときには軽く感じる靴

ラテックスを使用した靴は、持つと重く感じますが、履くと意外に柔らかく、体重を吸収してくれるため、手に取ったほどの重さを感じません。適度な重みによって、足を振り子のように動かし、前に足を運ぶことができるため、自然と姿勢が良くなります。一方軽い靴ばかりはいていると、足を上げる感覚が分かりづらくなり、筋力も落ちてしまいます。そうなると無意識に摺り足になり、つまずきやすくなります。岡田さんは、ある程度重さのある靴を履くことを勧めています。幅が広い靴を履くときも注意が必要です。例えば、外反母趾で親指の骨が痛いからと言って幅広の靴を履くと、足が前に滑らないように、指で体重を支えるいわゆる「足が握る」状態になります。この状態が長く続くと指が固まってしまい、ハンマートウという症状を引き起こします。軽度であれば改善される可能性もありますが、程度の重いものは痛みで指が伸ばせなくなるなど、改善が難しく、場合によっては手術をしなければいけなくなることもあります。

多くの人に履き心地の良さを

ミリオンでは、平成16年に岡田さんがお店を叔父から引き継ぎ、サイズだけでなく、複数の幅の在庫をおくようにしました。お客様の足にぴったりと合う靴の提供にこだわったのです。幅展開まで提案できてこその専門店と考えたそうです。ミリオンには女性用の靴を多数揃えています。歩く姿勢がよくなり、たくさん歩いても疲れにくい靴こそ理想だと考える岡田さんが選んだラインナップから、あなたにぴったりの一足を見つけませんか。

会社情報

社名 SHOES SHOP MILLION(シューズショップミリオン)
住所 〒780-0822 高知市はりまや町1 丁目2-1
企業HP http://www.kh.rim.or.jp/~million

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