人々を笑顔にする 手作り商品を届ける

有限会社デリンベイク
  • 製造
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 今回ご紹介するのは、はりまや町魚 の棚商店街で、「手作りコロッケの店 ひろっちゃん」を経営する、㈲デリンベイクです。

「機械で生産されたものではなく手作りの商品を届けたい」という先代社長の思いと、「人々の笑顔を豊かにする食べ物を作る」という現社長、細川さんの理念のもと、㈲デリンベイクでは今も昔ながらの手作りによる生産を行っています。 創業時は、大手食品加工メーカーの代理店として経営を行う傍ら、コロッケを中心に県内スーパーへの、惣菜の提供を行ってきました。現在の社長に代わってからは、お客様の声をもっと反映させ、自分たちの手で魅力的な商品を作り出していきたいとの思いから、惣菜製造・販売に力を入れています。

いろいろなコロッケが並ぶ店頭

素材を活かすコロッケづくり

細川さんにコロッケづくりのこだわりをお聞きしました。 「食材は生き物と同じです。例えばじゃがいもは一つひとつ、水分量や皮の柔らかさなど、微妙に状態が違います。当社では美味しいものをお客様に届けるために、素材の状態を見極めながら下ごしらえや衣のつけ方を変えています。1+1が2ではなく、3にも4にも感じられる商品を生み出すために、人が心を配ってベストを追求しながら手作りをすることが必要だと思います。それが当社の理念であり、社員にも大切さを伝えていきたいです。また高知県には魅力的な素材がたくさんあります。今後も県産の食材を使用して、地域社会の食文化の発展、創造に寄与していきたいと考えています」と、力強くお話しくださいました。 実際に食べてみると、カツオや、カボチャなど、10種類以上ある中身に応じて、パン粉の固さや大きさを変えているため、柔らかさや、サクサク感が異なり、商品ごとに味と歯ごたえの違いを楽しむことができました。「やっぱりこの味が美味しい」と言ってリピートするお客さんが多い理由がわかりました。

パン粉の手付け風景

思いをくみ取って作るOEM商品

㈲デリンベイクではオリジナルコロッケのOEM生産も行っており、味や衣の大きさなど細かな要望に対応しています。また、小ロット生産であることから、原材料の形が不ぞろい、量が十分でないといった理由で出荷しにくい等のわけあり食材利用も可能です。OEM生産の一例として鹿肉や軍鶏コロッケのようなジビエを使った商品や、小麦を使わないアレルギーフリーのコロッケなどの製造を行っています。企業に限らず、バザーのような地域の催しに出品したい個人の方の商品づくりも請け負っています。地域でアピールしたい食材や、生産者が有効活用したい食材があれば、お客様の思いを丁寧にくみ取りながら商品化をしていただけます。 デリンベイクは、これまで400種類以上のコロッケを製造してきた専門知識と経験値に裏打ちされるサービスで笑顔あふれる豊かな食生活に貢献しています。

会社情報

社名 有限会社デリンベイク
住所 高知市桟橋通4-3-18

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